2026.11.01

気温が下がり、体調を崩しやすい時期が近づいてきました。体調管理というと、具合が悪くなってから受診することを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、予防接種と健診は、具合が悪くなる前に体を守り、変化に早く気づくための大切な機会です。今回は、予防接種と健診の役割についてお伝えします。
予防接種は「かかる前に備える」ためのものです
予防接種は、病気にかかる前に体がその病気に対する備えを作るためのものです。接種を受けたからといって、必ずかからなくなるわけではありませんが、かかった場合の症状が重くなるのを抑えることが期待される場合があります。
予防接種の種類や接種の間隔、体調による注意点は人によって異なります。持病のある方やお薬を服用中の方、以前の接種で体調の変化があった方は、接種の前にご相談いただくことが大切です。接種当日は体調を確認し、無理のない状態で受けるようにしましょう。接種後は、体調の変化に気をつけて過ごしていただくことも大切です。
当院では、各種予防接種に対応しています。どのような予防接種がご自身に合っているか迷われる場合は、診察の際に遠慮なくお尋ねください。
健診は自覚症状のない変化を見つける機会です
健診の大切さは、自覚症状がなくても体の変化を見つけられる点にあります。血圧や血糖値、脂質などの数値は、上がっていても痛みやだるさが出ないことが少なくありません。健診で数値の変化に気づくことで、生活習慣の見直しや早めの受診につなげることができます。
健診では、問診や身体測定、血液検査などを組み合わせて体の状態を確認します。結果を受け取ったら、そのままにせず、気になる項目があれば医師に相談することが大切です。数値の意味や、今後の生活で気をつける点について、一緒に確認していきましょう。
当院では、特定健診をはじめ、肺がん検診や茨木市がん検診、雇用時健診などに対応しています。どの健診を受ければよいか分からない場合も、ご相談いただけます。
予防接種と健診を組み合わせましょう
予防接種と健診は、それぞれ別のものとして考えるのではなく、組み合わせて活用することが大切です。健診でご自身の体の状態を知り、予防接種で感染症への備えを整えることで、体調管理の土台ができていきます。
日常生活では、手洗いやうがい、十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動といった基本的な体調管理も欠かせません。体調がすぐれないときは無理をせず、早めに休むことも大切です。生活習慣病の管理や食事の見直しについては、当院の診療内容のページでもご案内しています。
また、受診の際はお薬手帳をお持ちいただくと、服用中のお薬やアレルギーの情報を確認しやすくなります。健診結果やこれまでの検査結果をお持ちの方は、あわせてご持参ください。
当院でのご相談について
当院は内科・腎臓内科として、生活習慣病の管理から予防接種、健診まで幅広く対応しています。予防接種や健診について気になることがありましたら、診察の際にご相談ください。診療時間や交通については、こちらのページをご覧ください。
ご質問のある方は遠慮なくご相談して下さい。
院長 橋爪喜代子
※発行時点の情報により作成しています。その後のガイドライン改訂などにより、最新の情報を反映していない場合があります。